聖書は神さまが私たちにくださった手紙（ラブレター）にたとえられることがあります。

聖書の中には、神さまが私たち人間をどんなに大切に思い、愛してくださっているかについて書かれています。

 

　どうして私たちは生まれてきたのでしょう。

　何のために私たちは生きるのでしょう。

　どうして悪いことをしてしまうのでしょう...。

 

　聖書には神さまが私たちへのメッセージがあふれています。

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　聖書は大きく二つの部分に分かれています。「旧約聖書」と「新約聖書」です。「旧約」や「新約」という表現は「約束」（もっと正確に表現すると神さまが人間との間に結ばれた契約）を意味しています。

　簡単に表現すると、旧約聖書は「イエスさま来られますよ」 というメッセージが、新約聖書には「イエスさまが来られましたよ」 というメッセージが中心になっています。

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　旧約聖書は全部で37巻の書物が集められ、新約聖書には全部で21巻の書物が集められています。旧新約聖書全巻は合計66巻です。

　ただし旧約聖書・新約聖書という呼び方は、キリスト教の呼び方です。旧約聖書は大部分がへブル語（あるいはヘブライ語）で書かれているため、ヘブル語聖書と表現され、新約聖書はギリシャ語（コイネーと呼ばれるギリシャ語）で書かれているためにギリシャ語聖書と表現されることもあります。

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　聖書は、物語文や詩や手紙など様々な文学形式をもって書かれています。

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　教会では、聖書は「神のことば」であると告白します。